正指揮者 亀井 正比古
1949年大阪市生まれ。小学校時代よりピアノを藤田梓女史に師事。大阪府立阿倍野高校時代は吹奏楽部で小バスを担当。1969年京都市立芸術大学音楽学部作曲科に入学。作曲を安部幸明氏に師事。在学中からフロイデ合唱団、神戸フロイデ合唱団など、外山雄三氏のもとで「第九」をはじめとして、数々のカンタータ、オラトリオ、オペラの合唱指揮をつとめる。1981年にはザルツブルグのもーツァルテウム・夏季アカデミーで指揮者ミラン・ホルヴァート氏のマスタークラス受講。その後、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、テレマン室内管弦楽団等、関西の主要オーケストラと共演。ベートーヴェン「荘厳ミサ」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ハイドン「四季」、ドォルザーク「スターバト・マーテル」、ベートーヴェン「第九」等を指揮。またベルリオーズ「荘厳ミサ」、スッペ「レクイエム」など、隠れた名曲にも意欲的に取り組んでいる。1998年と2003年にはザルツブルグ、2012年にはウィーンにおいて地元のオーケストラを指揮して、モーツァルト「レクイエム」を演奏、大好評を博した
合唱指揮 発声指導 田中 由也
兵庫県西脇市出身。大阪音楽大学卒業。同大学院修了。本格的なオペラデビューは故朝比奈隆指揮の「ドン・カルロ」のロドリーゴの大抜擢である。
以後数多くのオペラの主役を演唱している。
特に「ファルスタッフ」のファルスタッフ。「フィガロの結婚」の伯爵。「ドン・ジョヴァンニ」のドン・ジョヴァンニ。「コシ・ファン・トゥッテ」のアルフォンゾ。「カルメン」のエスカミーリョ。「椿姫」のジェルモン。「仮面舞踏会」のレナート。「夕鶴」の惣ど。「よさこい節」の純信。「トスカ」のスカルピア。「三文オペラ」のマック等は,歌唱・演技ともに絶賛を博している。最近ではミュージカルの分野にも進出し,特に「レ・ミゼラブル」(コンサート形式全国巡業中)のジャン・ヴァルジャンやジャベールで活躍中。
コンサートの分野でも,ベートーヴェンの「第九」「荘厳ミサ」
モーツァルトの「レクイエム」「戴冠ミサ」フォーレの「レクイエム」ハイドンの「テレジアミサ」ブルックナーの「ミサ第三番」
ヴェルディの「レクイエム」バッハの「ロ短調ミサ」等の数多くのソリストを務めている。合唱の世界でも精力的に活動しており,混声合唱団カメリア。西山ハニーコール。天王寺区民合唱団の指導。大阪、神戸両フロイデ合唱団のヴォイストレーナーを務めている。また、NHK全国学校音楽コンクールをはじめ、各種コンクールの審査員を務めている。平成元年度文化庁国内研修生。関西を代表するバリトン歌手の一人である。油井成行氏に師事。現在,大阪音楽大学教授。関西歌劇団副理事長。特定非営利活動法人 関西芸術振興会理事。
ピアニスト 真壁 泰江
大阪音楽大学付属音楽高等学校、大阪音楽大学音楽学部を経て、大阪音楽大学大学院修了。 同大学助手を務めた後、フリーランスに。1984年「真壁泰江室内楽の夕べ」でデビュー。ソロリサイタルの他、1998、99年と2年連続で、ザ・カレッジオペラハウス室内楽シリーズ「宗倫匡と仲間たち1,2」に出演する等、室内楽や、あらゆる器楽・声楽の伴奏者として、リサイタル、コンサート、コンクール等の場で、各方面から厚い信頼を得ている。 1989年、フランス音楽コンクールでフランス総領事賞受賞。1992年、国際交流基金の助成を受け、ピアノ・カルテットの一員として、パラグアイ演奏旅行。ピアノを武田邦夫、小西和子、梅本俊和、松浦豊明、迫昭嘉の各氏に、室内楽を宗倫匡氏に師事。
関西室内楽協会会員。